みなさん就職試験合格おめでとうございます!
あとは、国家試験に受かれば春から新社会人、看護師ですね〜!!!
引っ越しに新生活にわくわくどきどきしている新人さんも多いのではないでしょうか(*^^*)
どんな職場なのか、どんな人がいるのか、用意するものって何?色々不安があると思いますが、
何事にも準備は大切です。まずは職人として道具を揃えるところから始めてみませんか?
私もこの記事を書く前に色々調べてみましたが、結構バラバラですよね!確かに病院によって必要不要が別れてきます。
入職してから揃えても十分間に合うナースグッズも多いので、ここでは病棟看護師の最低限必要なナースグッズや具体的な使用方法を説明していきますね。
まずは一覧をどうぞ(^o^)!
〜必ず用意するもの〜 |
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〜そのうち揃えたいもの〜 |
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〜無くても大丈夫なもの〜 |
たくさん準備するものがありますね…笑
でも看護師さん達、たくさんポケットに入れていたでしょう?
こんな物達をポケットに入れて動き回るわけです。看護師って大変ね。
物がありすぎるのも作業効率が落ちるので、ポケットに入れすぎるのは注意してくださいね!
〜必ず用意するもの〜
聴診器
これは必須!病棟にあったりもするけど、自分の耳に入れるわけだから、自前の物がいいですよね!
おすすめはやはり、リットマン!
こちらは安い方。リットマンは高くて数万円する聴診器もあります…
楽天だとカラーも豊富にあるようです(^ ^)
ちなみに1番高くて3万円近くする聴診器もあるけど使っている人はあまり見ないです。
チェストピースが大きくてより深い音を聞けるようです。
3色以上のボールペン
- 黒…申し送りやメモ、患者書類など1日中なにかしら書いてます。基本は黒色です。
- 赤や青…ベッドサイドの温度板や水分出納表、点滴チェックリスト、内服指示箋など黒字ばかりだと見にくくなるため、他の色で書くと見やすく他スタッフと共有しやすいです。見やすければミスも減りますよね。どこに何色を使えばよいのかは先輩から指導してもらってくださいね。
おすすめは、やはりジェットストリーム!
書きやすさが段違いですよね。使っている学生さんも多いはず。
ネットなんかで買わなくても文房具屋さんでも買えます(^o^)
ハサミ
テープや包帯、薬などを切るときに使います。
不穏な患者さんが刃物を手に入れてしまったら大変なことになってしまうので、基本的にハサミは落とさないようにストラップをつけてほしいです。
しかし、ストラップは使っているうちに切れます(笑)
ストラップだけで購入も可能ですが、ほとんどの人は切れたまんまだったな…
油性ペン
点滴の患者確認や滴下確認をする際に線を引いたりします。手術や転室など色んなところで患者の名前を書く場面が出てきます。その際には油性ペンではっきりわかりやすく書きます。患者間違いやミスを防ぐための工夫です。
赤と黒の2種類あると便利です。私の病院は病棟にボールペンと共に大量にあったので、購入しませんでした。
時計
看護師は常に時間と勝負しています。何人もの患者の手術や検査、点滴交換や保清など時間を見て動いています。常にタイムスケジュールを組み直して動いているので、時計は必要ですよね!
病院によっては腕時計NGのところもあるようです。清潔かと言われたら不潔ですもんね…
このタイプがメジャーなのですが、持っている人は1/4もいないくらいでした。
ぶら下げて体交などできませんし、移乗しているときに患者に引っかかってしまったり、いつの間にか外れて無くなっていたり…なので、あまり私は好きではありませんでした。
ただ、アナログでもデジタルでも秒針がついた時計の方が便利です。
なぜかというと、点滴の滴下速度や患者の脈拍測定などで必要だからです。
死亡確認時にも、先生が時計をしていなかったりするので、貸していました。。
ポケットケース
ナースグッズをまとめて入れるのに便利です。
就業後はそれごとナース服から出して片付ければいいので、とても楽です。
こちらカラーバリエーションが豊富で使っている人が多かったです。私もその一人。
裏が板になっているものはあまり収納力がありません。スポンジのような素材のスマホケースを使用していたこともありましたが、すぐにボロボロになったので、手洗いできるナイロンのような生地が使いやすいと思います。
メモ帳
メモしているだけで、一生懸命さも伝わります(笑)
ポケットに入ればなんでも良いと思います。
あと新人さんは、バインダーに患者の申し送りメモを挟んで、スケジュールを立てて行動することになると思うので、そのバインダーにメモ用紙を挟むだけでも良いかもしれません。
申し送りメモは患者情報なので、家には持って帰れませんから、バインダーにメモ用紙を挟むなら必ず別の紙を挟んでくださいね。
あとは、患者さんのベッドサイドでメモはしないようにね。廊下などの患者さんのプライベートスペースではないところでメモしましょう。
印鑑
紙の指示箋や患者の同意書類など、印鑑を押す場面は非常にたくさんあります。
注射や内服指示箋が電子化されているところが羨ましい…
印鑑はワンタッチでポン!と押せるタイプがおすすめです。
個人的に今欲しいのがこれ。小さい判子と普通サイズの判子がセットになっているタイプ。
指示箋の欄が狭いと小さい判子が大活躍します。
バインダー
バインダーは患者の申し送りメモを挟んだり、新人さんの場合は行動計画(タイムスケジュール)を挟んだりする場合に必要です。
バインダーを持って動く場合は、個人情報が他患者に見えないようにすると良いと思います。
高いものを買わなくても、100円ショップでも購入可能です。
私は仕事に慣れてきてからは、PCを持ってラウンドし記録をタイムリーに行い、申し送りはその記録を見ながら行っていました。
そのためバインダーは必要なくなりました。
〜そのうち揃えたいもの〜
病棟に基本的にあるものですが、必ず自前のものが欲しくなります。
駆血帯
2種類おすすめしますが、私はピンチ付きゴム式の駆血帯が好きです(^o^)
採血は1年目の頃に研修があるところが多いです。点滴はその後。病棟に駆血帯はあることが多いので、自分に合う駆血帯が見つかったら、購入を検討しても良いかもしれません。
私が勤めていた病棟では自前が半分くらい。さらにその中で、以下で紹介する2種類の駆血帯を半分ずつくらいの人が使用していました。
ペンライト
意識レベルを確認する際に必須の道具です。ICUや脳神経外科、神経内科などの看護師さんは必ず買いましょう。他の診療科の看護師さんも、病棟にペンライトを多く置いていない場合もあるので、必要な場合は購入を検討してください。
時々白い光を放つペンライトがあるのですが、患者さんが眩しがります。優しいオレンジの光を放つタイプにしましょう。
マーカー
これも指示箋などの確認時や、自分のメモや患者情報、タイムスケジュールを見やすく工夫するためにあると便利です。病棟にたくさんあったりします。
2色が1本になっているタイプはかさばらないのでおすすめです。
欲しくなったら近所の文房具店で自分に合うものを探してみてくださいね。
弾性ストッキング
看護師は基本的に立ち仕事で座っている時間がありません。夕方には脚も疲労しています。
夜勤なんてやったらもう、脚が浮腫んでパンパンになっていることも。
そんな時におすすめなのが弾性ストッキング(弾ストと言っていました)
手術時に患者さんも履くので病院でも販売しています。値段も機能も様々なので、色々見て検討してください。
私は病院に売っている弾ストを履いていました。
ペアン(鉗子)
私の病棟では自前を持っている人が多かったです。
ドレーン類をクランプする時以外にも、衣類を止めたり蓋を開ける時など結構活躍していました。
病棟にあることが多いですし、ペアンも落とすと凶器になる可能性が高いので、管理できるようになったら購入を検討しても良いかもしれません。
〜無くても大丈夫なもの〜
なんだそれって感じですよね(笑)
電卓とタイマー
電卓は水分出納表の計算や滴下速度の計算などで必ず使用します。
しかし、水分出納表が電子化されていたり、点滴もポンプで指示通りに落とす場合は、入力すれば済む話なので、電卓の出番が少ない場合もあります。
タイマーは、点滴を大量に短時間で交換しなければいけない化学療法時や5分おきに点眼する時などなど、分刻みの自分のタイムスケジュールを管理する目的で使用します。
新人さんは、時間の使い方や感覚が仕事の中で身についていないので、タイマーがあると便利かもしれませんね。
実際に私の病棟でタイマーを使用していた看護師は、時間管理が苦手なほんの数人でした。
ただ、電卓やタイマーは、病棟にたくさん置いてあることが多いです。
電卓もポケットサイズだと打ち間違いが多くなるので、効率が悪く、病棟にある普通の電卓をみんな使用していました。
新人時代にタイマーつき電卓を購入しましたが、使用したのは半年くらいでした(笑)
こんな機能的な電卓もあるんですね!ちょっと欲しい…
ちなみにハンドクリームは?という声もあるかもしれません。すでに学生時代から使っていると思いますし、入職してからもプレゼントされ続ける物なので、ハンドクリームは上記に挙げていません。病院によっては、手洗い場に置いているところもあるようですよ(^o^)
以上!最低限必要なナースグッズの紹介でした〜!